ナチュラルプロセス特有のフローラルでベリーの様な風味と爽やかなマスカットの様な風味がバランスよく広がります。
とてもクリーンで爽やかな甘味が味わえるナチュラルのコーヒーを是非堪能して下さい!
エチオピアのコーヒーの中で、風味上最も特徴的なものは、イルガチェフのコーヒーです。イルガチェフとは、現地の言葉で「湿地とその草」を意味します。
近年スペシャルティコーヒーの世界では、ナチュラルのコーヒーに注目が集まっております。しかしながら、それは、以前のような過熟や汚れのあるものではなく、クリーンさのあるナチュラルです。
特に、このイルガチェフG1ナチュラルの品質向上に大きく貢献しているのは、
◆通常ならばウオッシュドとなる高品質チェリーを特別にナチュラルに仕上げています。
◆アフリカンベッド上での徹底した欠点豆除去とスロードライングの教育に力を入れています。
イディド・トゥルセは、アドマスさんを中心とした4世代の家族とその親戚、関係する生産者によって作られたコーヒーです。イルガチェフは基本的に1ヘクタール程度の小規模な生産者が水洗工場にチェリーを搬入するスタイルですが、こちらのアドマスさんは数ヘクタールのプランテーションを所有し、更に水洗工場を所有する企業家でもあります。
品 種: エチオピア系統品種
栽培地: イルガチェフ地域東側 ゲデオゾーン中央部東
イディド地区 トゥルセ
水洗工場: イディド・トゥルセ (Edido Tulse)
所有者: アドマスさん一家
標 高: 2000m
収穫時期: 11月下旬より1月頃まで
生産処理:
(1) 小規模農家が収穫したチェリーを近隣の水洗工場や販売所に搬入
(2) チェリーをアフリカンベッドに広げる
※チェリー保護のため、1日2回覆いを被せる
(1)日中12時〜15時までは強烈な陽射しによる急激な乾燥やダメージから守るため
(2)夜中は降雨から守るため
(3) チェリーの撹拌と欠点除去を行いながら、20日間掛けゆっくり乾燥を進め、ムラの無い均一な乾燥を行う
(4) 脱穀工場でドライミリング後、精製